WordPressとは【小学生にもわかりやすく解説】
はじめに
今回はホームページを制作する際によく耳にするWordPressについて解説していきます。
WordPressを使えばプログラミングの知識がない初心者の方でも簡単にホームページを作ることができます。
この記事では、初心者にわかりやすくWordPressの特徴やWordPressの使い方を学ぶことができる学習サイト、WordPressを使うための準備などについて解説していきます。
最後まで読んで、WordPressの使い方をマスターしましょう!
WordPressとは
WordPressとはPHPというプログラミング言語で作られているCMS(Contents Manegement System)の一種で、ブログやWEBサイトをつくることができます。
WordPressは世界中で使用されているCMSであり、日本国内においてはWEBサイトの82.4%のサイトがWordPressでつくられているというデータもあります。
それほどまでにWordPressが使われている理由はその使いやすさにあります。
通常、WEBサイトをつくろうとするとHTML、CSSなどを勉強して自分で構築する必要がありますが、CMSであるWordPressを使えばMicrosoftのWordのようなかたちで直感的にデザインしたり画像を入れたりすることができるからです。
WordPressを使うメリット
WordPressを使ってWEBサイトをつくるメリットには以下のような点があります。
- 専門知識がなくてもWEBサイトがつくれる
- 簡単にインストールできる
- 無料で使用できる
専門知識がなくてもWEBサイトがつくれる
上述した通り、HTMLやCSS、JavaScript、PHPなどの専門知識がなくてもWEBサイトを構築することができるため、初心者でも簡単にホームページやブログを立ち上げることができます。
しかし、オリジナリティのあるデザインや複雑なシステムなどを実装する場合にはCSSやPHPなどのファイルを編集する必要があるため、あくまでも簡単なWEBサイトをつくる場合には専門知識は不要ということです。
WordPressを使いこなせるようになる学習サイトも後ほど解説するので、そちらもみていただくとWordPressについてより理解が深まると思います。
簡単にインストールできる
WordPressは世界的にも利用者数が多いため、レンタルサーバー会社のサービスの中に簡単にWordPressをインストールできる機能を備えている場合が多いです。
例えば、私が使用しているさくらレンタルサーバーでもワンクリックでWordPressをインストロールできる機能がついており、初心者でも簡単に使うことができます。
言葉だけではわからないと思うので、一番良いのは実際に使い始めてみることです。
さくらレンタルサーバーやエックスサーバーなら無料お試し期間が付いているので、ひとまず自分で使ってみましょう。
無料で使用できる
WordPressはとても機能が充実しており、世界のさまざまな人が新しく開発した技術を無料で使用できるのが初心者にとっても大きなポイントです。
しかし、実際にWEBサイトをインターネット上に公開する場合は、WordPressとは別にドメインやサーバーを用意する必要があり、それらを使用するには費用が発生しますが月に数千円程度なので初心者にとっても敷居が低いです。
WordPressの注意点
WordPressは利用者が多いためクラッカー(悪意を持ってハッキングを行う者)に狙われやすいというデメリットもあります。
しかし、上記に対してはWordPressのバージョンを最新の状態に保つ、パスワードを予測しづらいものにするなどといった対策で十分保護することが可能です。
また、当然WordPress側でもそういったセキュリティ対策は行われているため、基本的には安心して使用することができます。
なので、WordPressを利用する際は以下の点のみ注意して使いましょう。
- WordPressやテーマ、プラグインは最新のバージョンに更新する
- パスワードを強固なものにする
WordPressのテーマやプラグインについては後ほど解説していきます。
WordPressのテーマとは?
テーマとはWordPressサイト1つにつき1つだけ設定することができる装飾や色、レイアウトなどの見た目、WEBサイトとして必要な機能などがまとめられているセットのようなものです。
テーマを選ぶ際のポイントはWEBサイトの目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
例えば、WordPressをつかってブログを運営したいのであれば文章などを効果的に訴求できるデザインや記事の投稿がしやすいテーマが良いですし、コーポレートサイトなどのブランディングや集客がメインの場合はスタイリッシュなデザインやレイアウトを変更しやすいテーマが良いでしょう。
テーマについてより詳しく理解したい方はこちらの記事もおすすめです。
テーマには無料でつかえるものと有料のものがあるので、自分の目的や予算に合ったものを選びましょう。
WordPressのプラグインとは?
プラグインとは拡張機能のことです。
インストールしたばかりのWordPressには必要最低限の機能のみが実装されていますが、プラグインを利用すれば簡単にWEBサイトに必要な機能を追加することができます。
例えば、お問い合わせフォームをWEBサイトに実装したいと考えた場合、自分で構築しようとするとHTML、CSSの知識はもちろん、PHPなどの専門的な知識が必要になります。
また、お問い合わせのようなユーザーの個人情報を取り扱う場合などはセキュリティにも十分配慮する必要があるため初心者にとってはとてもシステム構築のハードルは高いです。
しかし、プラグインを利用すればお問い合わせフォームも専門知識がなくても簡単にWEBサイトに実装することができます。
プラグインを利用する際の注意点には下記のようなものがあります。
- 表示速度の低下
- セキュリティリスク
プラグインを入れすぎると読み込むファイル数が増え、WEBサイトの表示速度が遅くなるなどのデメリットもあるので、必要なプラグインのみを入れるようにしましょう。
また、定期定期に更新されているプラグインはセキュリティ面においても安心することができますが、更新されずに放置されているプラグインなどはセキュリティリスクがあるので利用する際には継続的に更新されているという点も併せて確認しましょう。
WordPressの学習方法
WordPressは人気が高く利用者も多いため、学習サービスも数多く存在します。
本などの教材も多く出版されており、インターネット上でも学習サイトが多数存在するので、今回は初心者でも利用しやすい学習サイトを紹介します。
ドットインストール
ドットインストールは月額1,000円でプログラミング言語などを学ぶことができる学習サイトです。
WordPressの使い方も解説しており、基本的な操作方法から構築までのながれなど幅広く学ぶことができます。
バズ部
バズ部はコンテンツマーケティングに関する情報を発信しているブログサイトです。
バズ部ではWordPressの特徴や使い方などの基本的な部分から、SEOなどの集客についてもまとめられています。
Webクリエイターボックス
Webクリエイターボックスはデザイナー向けの情報を発信しているブログサイトです。
WordPressにおける細かい使い方や、中級者向けにオリジナルテーマの作成なども学ぶことができます。
WordPressを使うまでの流れ
WordPressを使用するためには次のような流れになります。
レンタルサーバーを申し込む
↓
ドメインを契約する
↓
WordPressをインストールする
レンタルサーバーの申し込み
WordPressはPHPというプログラミング言語でつくられており、PHPを動かすためにはサーバーが必要になるのでまずはレンタルサーバーを申し込みましょう。
レンタルサーバーを提供している会社はいくつもありますが、さくらサーバーもしくはエックスサーバーが使いやすく管理がしやすいです。
また、さくらサーバーやエックスサーバーであればWordPressのインストールも簡単なため、初心者の方にもおすすめです。
ドメインを取得する
レンタルサーバーの用意ができたらドメインを契約しましょう。
レンタルサーバーを契約すると無料ドメインというものが使えるようになりますが、SEO的に不利になるので個人利用でも法人利用であっても独自ドメインを取得しましょう。
さくらサーバーやエックスサーバーなどのようにレンタルサーバー会社によってはドメインの取得もできるサービスが付いているので、レンタルサーバーと併せてドメインを取得しても良いですし、お名前.comのようにドメイン取得サービスを提供しているところで取得も可能です。
個人的には管理がしやすいのでレンタルサーバーと同じところでドメインを取得するのがおすすめです。
WordPressをインストールする
サーバーとドメインが準備できたらあとはWordPressをインストールするだけです。
さくらサーバーやエックスサーバーであれば簡単に管理画面からインストールすることができるので、取得したドメインのディレクトリを選んでインストールしましょう。
まとめ
今回はWordPressの特徴や使い方などについて解説をしました。
WordPressを使えるようになれば自分でWEBサイトやブログを運用することができますし、副業としてお金を稼ぐことができます。
WordPressには様々な機能がついており完全に理解するためには勉強が必要になりますが、使いこなせるようになればいろいろなことができるようになるので、学習してみてください。